生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。冒険家・角幡唯介が、「書くということ」「生きるということ」の意味を問い直す。『中央公論』連載に加筆・修正。
1976年北海道生まれ。作家・探検家。「空白の五マイル」で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。