ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。後日、ふたりは意外な場所で彼女と再会し…。いっしょに町を歩き、語り合った、忘れられない夏の一日を描く。
愛知県生まれ。元小中学校教員。「神隠しの教室」で野間児童文芸賞、「マスク越しのおはよう」で日本児童文学者協会賞を受賞。