ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生、学生時代、受験、就職、結婚、育児…。彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかる困難と差別を描く。
ソウル生まれ。梨花女子大学社会学科卒業。「82年生まれ、キム・ジヨン」で今日の作家賞を受賞。ほかの著書に「彼女の名前は」など。